■【働く】これから有望な業態

【有望な業態】
(1)人材派遣業
 ・「必要なときに」「必要なだけ」人を雇う
 ・勤務形態の不規則化、24時間化
→あらゆる業種、会社で、様々な属性・専門性をもった派遣社員を活用

(2)運送業
 ・インターネットでの販売・購入がさらに盛んに
 ・高齢者などお店に買いにいけない人への宅配
→誰かが物を届けなくてはならない

(3)介護
 ・「人の手」が必要(人材派遣業の市場でもある)

【こんなアイデアはどうだろう?】

(1)人材派遣業
 派遣会社が、障害のある人の「できること」を評価した登録・派遣業務を行えないだろうか? 高機能自閉症の人のための在宅でできる仕事など色々な可能性がありそうだ。
 また、障害のある人とメインストリームの人のペア派遣(障害のある人の苦手をフォローしつつ仕事を達成する)はできないだろうか?

(例)
 スーパーマーケットの24時間営業化が進んでいる。深夜の品出し係、清掃など、希望者が少ない業務で、自閉症の人を派遣する。最初は教育係が必要だが、習熟すれば自立して仕事ができる。
 学生食堂の皿洗いなど、障害のある人とメインストリームの人のペアで派遣し、コミュニケーションの部分をフォローしながら一緒に仕事をする。

(期待)
 将来的に「障害者派遣」「ペア派遣」を、派遣会社の社会的責務として法的義務付けができないか。(成功例が必要)
 受入会社も、こういった派遣による雇用を、障害者雇用率にカウントする仕組みを作れないか。(これはすぐにでもできそう?←既に雇用されている障害を持つ正規職員の地位に影響する?)

(2)運送業
(例)

 エリア限定の配達を知的障害のある人が行えないだろうか?
 たとえば、コンビニでお年寄りの日用品の注文を受けて、品物を届けにいく。自転車で配達できるエリアであれば、できそう。

(期待)
 地域で暮らし、周りに存在を知ってもらい、役に立つ→愛され、見守られる存在になれる。

(3)介護
 知的障害のある人がヘルパー資格を取った実践が既にある。障害特性と知的障害の程度にもよるが、仕事を細分化してワークシェアできる部分がありそう。

(期待)
 とにかく、この分野は成長分野なので、何らかの形で働ける可能性を追求していこう。


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