■【心に残る言葉】ご恩送り
★ペイ・フォワード
『ペイ・フォワード(Pay it forward)』という映画がありました。映画のできは、まあまあなのですが、「だれかによいことをしてあげる。よいことをしてもらった人は別の3人によいことをしてあげる。それが続いていけば、世界は変わる」というコンセプトは清々しく希望に満ちていました。
私はこんな記事を書いています。
・【番外】入院日記3 ペイフォワード
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/25675.html
この記事(2003年12月12日)読み返したら、ちょっとしんみりしてしまった。
今よりずっと少ない読者(1日30人くらい?)に向けて書いた言葉。親知らず抜歯のために入院していた病室で消灯後に携帯電話から書きました。隣の病室で、老人の入院患者(たぶん痴呆)がずっと叫んでいたのが忘れられません…。
書き残しておくっていいことですね。
ここまでは長い前置き。
★日本語にもあった! 「ご恩送り」
・福祉ネットワーク:井上ひさし福祉都市を語る〜イタリア・ボローニャの共生社会〜
http://www.nhk.or.jp/fnet/info/thu/41007.html
井上ひさしさんがボローニャの町の福祉を紹介したあとに「日本でも昔にはあった」こととして語った言葉
これは! 「ペイ・フォワード」そのものですよね。
「ご恩送り」Google検索結果――5件しかヒットしませんでした。ほとんど死語ですね。
(比較「情けは人のためならず」――10,900件)
(比較「ペイ・フォワード」――15,200件!!)
ペイ・フォワードもいいけれど、せっかく日本語で、過去に成立していたコンセプトがあるならば、この言葉とコンセプトを復活させたいと思いました。
ご恩送り、使っていきたいです。
【参考】
井上ひさしさんは、この戯曲で「ご恩送り」の言葉を使っているようです。

黙阿弥オペラ
★ペイ・フォワード
『ペイ・フォワード(Pay it forward)』という映画がありました。映画のできは、まあまあなのですが、「だれかによいことをしてあげる。よいことをしてもらった人は別の3人によいことをしてあげる。それが続いていけば、世界は変わる」というコンセプトは清々しく希望に満ちていました。
私はこんな記事を書いています。
・【番外】入院日記3 ペイフォワード
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/25675.html
この記事(2003年12月12日)読み返したら、ちょっとしんみりしてしまった。
今よりずっと少ない読者(1日30人くらい?)に向けて書いた言葉。親知らず抜歯のために入院していた病室で消灯後に携帯電話から書きました。隣の病室で、老人の入院患者(たぶん痴呆)がずっと叫んでいたのが忘れられません…。
書き残しておくっていいことですね。
カイパパ通信blogも今の私にできること(=学んだこと・体験したことのシェア)をやってみたくて始めました。この「妄想」は既に現実になっています。私は1年前よりも支えを感じて、安心して発信したり休んだりできます。
これは、私達が絶望していたときに出会った「ダダ父通信」HPが希望をあたえてくれたことへのささやかなペイフォワードでもあります。また私が勇気と知恵を与えてもらった「つぼみパパメーリングリスト」「T-AICHIメーリングリスト」へのペイフォワードでもあります。
いま私の中にある元気が弱ったら休みます。そのときにはこのブログから「勇気と知恵をもらったブログ」が元気にたくさん走りまわっていたらいいな!
なんてそんなことをささやかに妄想しています。
ここまでは長い前置き。
★日本語にもあった! 「ご恩送り」
・福祉ネットワーク:井上ひさし福祉都市を語る〜イタリア・ボローニャの共生社会〜
http://www.nhk.or.jp/fnet/info/thu/41007.html
井上ひさしさんがボローニャの町の福祉を紹介したあとに「日本でも昔にはあった」こととして語った言葉
江戸時代に、ご恩送りという言葉があった。
ご恩返しは、贈り物を送ったり返したり、関係は2人しかないわけです。
ご恩送りは、誰かから親切を受けたら、これを親切を受けた誰かに返すのではなくて、他の人に渡していくんですね。
そうすると、江戸に100万人いるとしますよね。1日いっぺんぐらいそれ(親切を受けること)ありますよね、一瞬のうちに江戸の町に100万の恩というものがバーッといくわけです。それをお互いに回すわけですよね。
これは! 「ペイ・フォワード」そのものですよね。
「ご恩送り」Google検索結果――5件しかヒットしませんでした。ほとんど死語ですね。
(比較「情けは人のためならず」――10,900件)
(比較「ペイ・フォワード」――15,200件!!)
ペイ・フォワードもいいけれど、せっかく日本語で、過去に成立していたコンセプトがあるならば、この言葉とコンセプトを復活させたいと思いました。
ご恩送り、使っていきたいです。
【参考】
井上ひさしさんは、この戯曲で「ご恩送り」の言葉を使っているようです。

黙阿弥オペラ
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シャイな昔の日本人が行動を起こす際に背中を押してくれる大義名分という役割もあったのかもしれませんねぇ・・・
それにご恩送りって人の優しい気持ちがどんどん循環しながら拡大していくわけだから、ネットワークつくりにもなりますね〜、カイパパブログのコンセプトにぴったりですね。